今朝、チェルシーに勝利を収めたアトレチコ・マドリーが欧州CL決勝へ進出。今年の欧州王者の争いはリスボンにて、レアル・マドリーvsアトレチコ・マドリーによる“マドリードダービー”が行われる形になった。
これに対し、大のバルセロナファンである川崎Fの主将・中村憲剛は、「バルサが負けた時点で傍観者となったので、特に何も思いません」とピシャリ。だがこれだけでは寂し過ぎるので、決勝の展望を聞いた。すると「ボールを握ったほうが危険な気がする」と、川崎Fの選手としては意外な発言が飛び出した。
というのも「実際、(ここまでの試合は)ボールを握らないほうが勝っている」からだと言う。そして中村は続ける。「それも変な話だけどね。ただ、レアルのカウンターは反則もいいところだし、だけどアトレチコの守備もすごい。本当にどうなるか分からない。でも決勝だし、一発勝負なので、当たり前だけど、先に点を取ったほうが勝つんじゃないかな」。
愛するクラブが敗退して淋しげではあったが、彼がいかに欧州サッカーを愛しているか。それが非常に強く伝わってきた。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2014/05/01 23:38