今節の対戦相手である大宮には、かつて2010年にC大阪でプレーした家長昭博がいる。当時、家長のことを「憧れの選手」と話していたのが丸橋祐介だ。丸橋は家長が移籍後、家長が付けていた背番号14を直訴して受け継ぎ、以降は今季に至るまで、“14”を不動のモノにしている。
28日の練習後に「憧れの選手」について話を聞くと、「(家長のことは)いまでも尊敬している。まさか一緒にプレーできるとは思っていなかったので、(2010年は)いい刺激をもらったというか、楽しかった。どんどん吸収していきたいと思ってやっていた。(どの辺りを尊敬していた?)ボールの持ち方やドリブル、パスセンスです」と胸の内を明かしてくれた。
対戦については、「また一緒にプレーしたいが、明日は敵なので。マッチアップしたらしっかり対応したい」とし、「(C大阪のシステムが変わったことで)いまは前にポジションを取れているので、アシストやゴールを決めたい」と、かつてサイドを我が物顔で蹂躙していた家長ばりに、果敢に攻め込む姿勢も強調した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/04/28 20:51