高山薫が6日の第6節・C大阪戦(2○1)で、移籍後初めて湘南での主戦場だった左ウイングバックの位置でプレーした。柏でのここまでのポジションは、右の中盤やSB。違うチーム、違うポジションでのプレーに戸惑うことは少なくなかっただろうが、本来の位置に入るときっちりと1アシストを記録した。
プレーの幅を広げつつ結果を出し始め、柏でも「自信を持ってやれるようになってきた」。周囲との連係から、サイドを突破するシーンが目立ってきており、C大阪戦については、「今年初めての左だったので、不安はあったが、右で使ってもらっていたので、共通点はある。昨季やっていたこともあって、思っていたよりもうまく入れた」と振り返る。
アシストだけでなく、自らが決定機を迎えることも増えており、次に目指すのは移籍後初得点。「そこは決めないと、っていうシーンはあった。そういった意味で点を取りたい」と控えめに表現しながらも、内には強い気持ちを持っているはずである。
(柏担当 石原 遼一)
2014/04/09 20:38