前節の磐田戦に0-2で敗れた群馬。その弱気な戦いぶりに立腹した秋葉忠宏監督は、オフ明け8日のトレーニングを急きょ2部練習に変更。午前練習を走り込みにあてて選手のメンタル強化を図った。
メニューは300m、200mのインターバル走の最後に地獄の100mダッシュを追加したフルコース。永田亮太、坂井洋平、夛田凌輔、ファン・テジュン、クォン・ハンジンらが決死の走りを見せて食らい付いていた。
一方、200m走で燃え尽きた乾大和、野崎桂太、大津耀誠らは想定外の100mダッシュで失速。指揮官から活を入れられた乾は、「まさかあの後に100mがあるとは思わなかった。この苦しい練習を次の“北関東ダービー”・水戸戦につなげなければいけない」と、午後練習へと向かった。
(群馬担当 伊藤寿学)
2014/04/08 19:00