前節の横浜FC戦(1○0)。途中出場でロスタイムに劇的な決勝弾を挙げた平井将生は、開幕戦・熊本戦(1●2)こそ先発出場だったが、第2節・京都戦(1○0)以降はスーパーサブとしての起用が続いている。
しかし、そんな中でも開幕から5試合を終えて2ゴール2アシスト。2ゴールはいずれも決勝点とストライカーとして結果を残しているのはさすがだ。「福岡はみんながよく走れるし、後半から出ることで攻撃に専念できている。先発で出ても途中出場でも自分が狙うのはゴール」とゴールへのどん欲な姿勢を見せている。
そんな平井は3日の練習後、やや小さめの段ボール箱を手にしていたため、本人に尋ねてみると、「僕の地元の『阿波尾鳥』という地鶏です。ゴールを決めるたびに差し入れしてくれる人がいる」とのこと。平井の地元である徳島の阿波踊りにちなんで付けられた地鶏だそうだ。地元のパワーを得ながらさらなるゴール量産に期待したい。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/04/04 13:45