前節、途中出場で決勝点を挙げ、チームの今季初勝利に大きく貢献した平井将生。自身にとっても移籍後初ゴールとなり、ゴール後には「決めたらやりたい」と公言していたとおり、彼の代名詞とも言うべき阿波おどりも披露した。
しかしながら、平井は「昨季も第2節でゴールをしたけど、終わってみれば4ゴールだった。今年は尻すぼみにならないようにしたい」と話し、慢心する様子はない。
ここまでは主にウイングの位置で起用され、特長を出せずに苦しんでいたが、京都戦では1トップの位置に入り、“一発回答”。「一番前はやりやすい」と本人も笑顔を見せていたが、ゴールを量産していけばその座を奪うことも十分に可能だ。
福岡では石津大介と気が合うようで「いつも一緒に行き帰りしているんですよ」と平井が話せば、石津も「いつも自分が朝、迎えに行ってLINEで『着きましたよ』と連絡するんです」と仲良しぶりをアピール。今後は石津と平井の“ホットライン”にも期待できそうだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/03/14 18:58