前節、今季初先発を果たした川西翔太。あいにく、水たまりで普段のサッカーはできなかったが、その中でも味方のパスを引き出し、下りて胸で収めたり、DFの背後に飛び出すなど持ち味は出した。今週末も天候は良くない見込みだが、シュート練習では気持ちよく足が振れていた。
移籍後初ゴールを奪うためには守備の役割も欠かせない。守備ではスイッチ役も担うことになるが、「守備のスイッチを入れるのは後ろの人の声やと思う。後ろの声で『行け』、『行くな』とかスイッチが入るので、その中でオレが一番目に行くだけの話」と判断は味方との連係に重きを置く。
今節の対戦相手である愛媛は、ボランチでゲームを作る原川力がキーマンになるが、「ボランチでつぶせたらとも思うけど、その前に取れることも大事。全体が前から行ったらいいふうに取れると思うし、ボランチに付けさせへんような守備の仕方をしたら相手は蹴るだけになると思うので、そういう守り方をしたい」とイメージを語った。
(山形担当 佐藤円)
2014/04/03 19:00