第2節・岡山戦で5本のシュートを放ち、その5本目にスーパーゴールを叩き込んで勝利を演出した山中亮輔。しかし、引き分けとなった前節・東京V戦ではシュート1本に終わり、「自分が前を向くチャンスが少なかった。相手も警戒してきたと思うけど、悔しさしかなかった」という。そして同時に「今節(長崎戦)ではまたゴールを狙っていきたい」と誓った。
また、左足のキックを最大の武器と自負する山中だけに、クロスをゴールに結び付けたいという思いもある。「FWの選手も自分の球質、軌道を分かってきていると思う。自分のボールの精度をもっと突き詰めていけばゴールにつながる」と語るように、連係には手ごたえも得ており、“あと少し”という感覚もある。
現在のチームは決定的なチャンスを量産するには至っておらず、山中の左足に懸かる期待も大きい。昨季は2敗を喫した長崎戦で、再びチームを勝利に導けるか。
(千葉担当 片村光博)
2014/03/20 22:57