昨季、負傷もありながら加入1年目でリーグ戦18試合出場と、ネルシーニョ監督の信頼をつかんだ狩野健太。攻撃面で持ち前の高い技術力を発揮することはもちろん、守備においても求められるタスクを遂行しようと働き続けた。
そして、迎えた今季は、23日のプレシーズンマッチ栃木戦(2○0)で途中出場からゴールを挙げるなど、ここまで好調をアピールしてきた。本人も「監督のやり方とか、求めていることは1年目で分かった。ここからプラスαを出していきたい」と意気込んでいる。
アタッカータイプの多い柏の2列目の選手の中で、時間を作ることのできる狩野は、試合のリズムに変化を与えられる貴重な存在だ。加えて、「やっていけるという自信は、昨年1年で持てたので、(今年は)自分からゴールも狙い、シュートを打っていきたい」と話すように、試合や練習ではたびたび、左サイドの位置からゴール前に顔を出し、チャンスに絡んだ。
柏加入2年目の今季、狩野はさらなる飛躍を目指している。
(柏担当 石原 遼一)
2014/02/28 23:48