15日、今季からJ1で戦う徳島ヴォルティスの新加入選手の会見が徳島のクラブハウスにて行われた。
注目を集めたのは、この日、イトゥアーノ(ブラジル)からの獲得が発表されたクレイトン・ドミンゲス。兄は、柏レイソルの、あのレアンドロ・ドミンゲスだ。メディアからお兄さんについての質問も多く飛ぶ中、その一つ一つを丁寧に受け答え、真面目で誠実な性格が伺えた。
「日本のサッカーについては兄からも聞いている。スピードがあると聞いているが、早く慣れてチームに貢献したい」と話す。
プレースタイルは、「(兄と)よく似ていると周りからは言われます」といい、「チャンスメイクして、アシストして、チャンスがあれば得点も決めたい」と意気込む。中田仁司強化部長は「(柏のレアンドロ・ドミンゲスの)弟だからということで獲得を決めた訳ではないが、(兄のような)ポテンシャルはあるし、戦える補強になったと思う」と。
去年の[4-4-2]システムにあてはめると、本人が「得意」だと語るトップ下のポジションはないが、彼が、どこでどのようなパフォーマンスを見せるか。今季の徳島の大きなみどころになりそうだ。
(徳島担当 小田尚史)
2014/01/15 20:39