鹿屋体育大から栃木に加入した坂田良太は、大学3年次までFWだったという異色の経歴を持つCBだ。それまではFWとして活躍していたものの、3年次の総理大臣杯にCBとして出場したところ、そのプレーが栃木強化部の目に留まり、そこからはCBとして進む道を選んだ。
「最初は『なんでだろう』と思っていたけど、やっているうちに楽しくなったし、また違う視点でプレーできた」という坂田。また、「点を取れる、魅力的なCBでありたいと思っている」とも語り、「(田中マルクス)闘莉王選手が好きで、セットプレーも得意」とのことだ。自身の課題についてもしっかりと認識しており、「守備の面では経験がまだまだだと思っている」と坂田。伸びしろは大きい。
新体制発表会で「自分に期待してほしい」と強気に語ったハートの強さは、栃木に新たな魅力をもたらしてくれそうだ。
(栃木担当 片村光博)
2014/01/15 22:01