Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は、G大阪の宇佐美貴史選手編をお送りする──
20得点で得点ランキングトップを独走するスアレス
プレミアリーグは昔から見ています。僕もブンデスリーガでプレー経験はありますけど、プレミアリーグはすべての面においてサッカーのレベルが一番高い。ブンデスリーガのサッカーをよりレベルアップさせたようなイメージがあります。強いチームが多いし、中位のチームでも、例えばアストンビラなどは十分良いチームですしね。ハイレベルなビッグクラブも、もちろんありますけど、下位が上位を食うこともしばしばあるので、見ていてハラハラする展開が多いです。
いま一番注目している選手は、ルイス・スアレス(リヴァプール)です。僕自身、プレミアリーグを見るときは自分のプレーイメージを広げるという狙いもあります。前まではネイマール(バルセロナ)とかディ・マリア(レアル・マドリード)などの“サイドに張ってからのカットイン”を見ていましたが、いまはハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)の動き出しの仕方とか、スアレスがどうやってボールをもらっているかといったプレーを見ています。スアレスとかエルナンデスの得点場面には、動き出しなど参考になるプレーが集約されています。注目しているチームはマンチェスター・シティです。やっているサッカーも面白いし、一番パスサッカーに重点を置いている感じがします。
(エル・ゴラッソ本紙1/10・11号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/01/10 13:38