7日に劇的な逆転優勝を飾った広島は12日、天皇杯へ向けての準備を再開した。
10日のJリーグアウォーズなど、いろんなイベントに参加してきた選手たち。「ここはホッとする場所。落ち着きますね」と“ホーム”に戻って息をついた森崎和幸は、「(優勝の)余韻には十分に浸った。まだ浸り足りないけど、天皇杯がある」と、次のタイトルへ向けて頭と体を切り替えている。
4クラブ目となるリーグ連覇を成し遂げ、「僕はすごく価値があると思う。研究されてきた中での優勝は去年以上の価値がある」と森崎和は連覇の価値を噛みしめているが、欲は深まる。「他の大会の優勝の味も知りたい。タイトルへの欲がどんどん出てきている。チームとしてもすぐに次に向かっている感じがしているし、まずは天皇杯」と、二冠への想いを強めている。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/12/13 00:20