今季のリーグ戦を14位で終えた大宮。10日のJリーグアウォーズでは大宮サポーターが広島サポーターとともに『チェアマン特別賞』を受賞した。
この賞は5月6日に行われたJ1第10節・大宮vs広島で、大宮FW富山貴光と広島GK増田卓也が激突した後、増田が救急車で救急搬送される中、大宮サポーターから「増田コール」が巻き起こると、7月31日の第18節での同カードでは試合前に両選手がサポーターに挨拶。広島サポーターと大宮サポーターから拍手が送られた一連の行動に与えられたモノだ。
同賞を受けて大宮の渡邉大剛は「温かい声援は大宮サポーターの特徴の一つ。これからも続けてほしい」とコメントした。ちなみに渡邉の同式典出席は5回目で、すでにその領域は“ベテラン戦士”。壇上に上がる際にはルーキーの今井智基、移籍1年目の高橋祥平を気遣った。
「1回目はド緊張になるのは仕方がない。そこは経験ですよ」と話す渡邉の表情は、大人の余裕に満ちていた。(郡司聡)
(BLOGOLA編集部)
2013/12/12 00:18