Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は、浦和のFW原口元気選手編をお送りする。──
「スアレスが見たいから、リバプールの試合を見る」(原口元気)
——海外のリーグで好きなところは?
「家ではプレミアリーグを見ていることが一番多いです。どのチームも前の選手が力を持っているから面白い。好きな選手はスアレス。スアレスが見たいから、リバプールの試合を見るようにしています。まず、スアレスは点が取れる。それに、どんどん前に行くし、ボールを持ったらまずしかける。ボールを取られても何とも思っていないですしね(笑)。そういうメンタルがあるから何回でもしかけていけるし、あのメンタルを持っているのは本当にすごい。もちろん力があってのメンタルだと思うけど、あそこまでしかけてくれると気持ちが良い。しかも、あのプレッシャーが速い中でターンして向かっていくのはすごい」
——ほかのチームは見ない?
「もちろん、リバプール以外の試合も見ます。本当に良いチームが5クラブくらいあるし、どの試合も見ていて面白いです。正直、いまのマンチェスター・ユナイテッドは見ていてもあまり面白くないけど(笑)。(香川)真司くんが出ていたほうが面白いと思います。プレミアリーグは全体的に、どこのポジションでもプレッシャーが掛かっていて、守備も攻撃もルーズではない。日本も同じように、どこからでもプレッシャーを掛ける組織的な戦いをしているから、見ていて参考にもなります。あそこで活躍するのは難しそうだなと思うし、その中でも高いパフォーマンスを出せる選手は一流の選手しかいないですね」
(エル・ゴラッソ本紙11/29・30号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/11/29 14:37