第41節終了時点でJ1昇格プレーオフ進出の可能性が断たれた栃木。最終節・京都戦は、クラブ史上初の一桁順位を目指す戦いになる。
今季のチームを引っ張ってきた廣瀬浩二(左から二人目)は、「勝つべき試合に勝っていれば6位以内には入れていた」と悔しさの残るシーズンを振り返りつつ、「この経験を次に生かさないとダメ。今季をプラスに捉えるためにも、最終戦は何としても勝つ」と意気込んだ。
廣瀬は京都戦に出場すれば、自身初のシーズン全試合出場となる。開幕戦をサブとして迎えながら、実力で出場機会を勝ち取ってきた。「数字的にはもう少し結果を出したかった(今季6得点)」という思いもあるが、チームへの貢献度は常にトップクラスだった。だからこそ、京都戦では今までよりも自身の結果にどん欲になってもいいはずだ。
「最後まで気を抜かずにゴールを狙っていきたい」。
自らの地元でもある京都で、気分よくシーズンを締めくくる。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/11/20 16:12