少数精鋭だったシーズン開幕時に比べれば、現在はかなりの大所帯である。しかしそう思えるのも、けが人が少ないからにほかならない。現在の負傷者は、長期離脱中の井上平と地主園秀美のみ。しかも後者は、10月30日より部分合流を果たしており、すでに元気な姿を見せている。
7日の練習後、地主園に「だいぶ良さそうですね」と声をかけると「いやそれが…」とポツリ。思わぬ返事に驚いてしまったが、とてつもなく長いリハビリ時間を要しただけに「…かなり下手になってます(笑)」とのことだった。
“下手”とはいえ、かつては上半身の筋トレしかできず「上ばっかムキムキでバランスが悪い」と苦笑していた地主園。それが現在は、強めのキックや対人プレー以外のメニューをこなしているのだから、うれしさの裏返しだったに違いない。
ちなみに井上も松葉杖なしで歩行できるまで回復。最近では練習場でリハビリに務める姿もあった。
岐阜の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岐阜担当 村本裕太)
2013/11/07 18:03