[清水]練習試合・甲府戦で4失点「キレがなかった」とゴトビ監督

　清水は3日、練習試合を行った。トップ、サテライト総出で行われた甲府戦は、立ち見が出るほどの観客が集まった。

　トップチームの先発は、第30節・磐田戦から、左ワイドをけがの高木俊幸から河井陽介に代えただけのベストメンバーで行われた。しかし、全体的に精彩を欠き、1本目の44分に甲府FWパトリックに決められる。2本目はラドンチッチに替え、センターフォワードに伊藤翔、トップ下に竹内涼と、メンバーを変更したが状況は変わらず。そのまま0-1で終了。

　サテライトチームに変わった3本目は、7分、25分とセットプレーから失点。特別指定選手の金子翔太はドリブルでチャンスを作り、アフシン・ゴトビ監督に「ポジティブな点は金子が良かったこと」と言わせるだけのアピールに成功したが、清水はゴールを奪うことができず、4本目の35分にも失点。4本トータルで0-4の敗戦となった。「身体的、精神的にキレがなかった」とゴトビ監督は冷静な口調ながら厳しい表情だった。

清水の選手名鑑（クラブ公式サイト）

（清水担当田中芳樹）

2013/11/04 07:40