残留の可能性がある限り、戦い続ける――。
前節・清水戦で加入後初先発を飾ったのは安田理大。今夏加入した新戦力は左SBとして序盤から高い位置を取り、攻撃の起点となった。関塚隆監督からは「攻守でうまくプレーできていた」と評価を受けたが、0-1と惜敗し、試合後は「勝利につながるプレーをもっと増やしていきたいし、クロスの質ももっと上げていかないと」と唇を噛み締めた。
残り4試合で17位・磐田と15位・甲府との勝ち点差は11。10日に行われる今節の鳥栖戦で引き分け以下の場合、J2降格が決定する状況だが「とにかくファイトすること。意地を見せたい」と前を向く。
2日の練習後。ファンサービスエリアで家族連れのサポーターに写真撮影を求められると、笑顔で応じるのみならず、そのサポーターのカメラを借りて家族写真を“逆撮影”。常にサービス精神を忘れず、人一倍明るい男が磐田を熱く鼓舞する。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/11/03 10:28