13日の天皇杯3回戦・札幌戦は限られた戦力で臨むことになる。
先月加入した安田理大、期限付き移籍先の新潟から復帰した竹重安希彦は選手登録の都合で出場できず、負傷離脱中の山田大記、山崎亮平、金園英学らの復帰は来週になる見込みであり、日本代表の伊野波雅彦も不在だ。
J2クラブとの対戦とはいえ、決して楽観視できるチーム状況ではないが、関塚隆監督は「しっかりと調整できている」と前を向く。リーグ戦では17位と苦しい状況が続くが、指揮官の温和な取材対応は変わらない。この日は開口一番、「まだまだ暑いですね」と笑顔を見せ、報道陣を和ませた。穏やかな物腰は選手と接する際も同じ。「“一方通行”にならないこと」を心がけ、対話を重ねてきた。
9日の前田遼一の誕生日もピッチ上で選手とともに祝い、笑顔を見せた指揮官。苦しい状況でこそ、あらためてその手腕が問われることになる。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/10/11 19:08