7月30日の練習試合で右ヒザの内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、全治2カ月と診断されてリハビリを続けていた柳楽智和が、今週に入って全体練習に合流した。まだ右ヒザはテーピングで補強しているものの、すべてのメニューを問題なくこなし、少しずつコンディションも上がっているようだ。
9月28日の練習では、セットプレー練習で控え組に入り、持ち味の高い打点でのヘッドでゴールを決める場面も見られた。加入1年目の今季は、4月にインフルエンザで欠場したのをきっかけに先発を外れるなど、厳しい状況が続いていたが、完全復活を果たせば先発争いに食い込んでくるはず。J2残留に向けて負けられない今後の戦いにおいて、出場機会をつかむ可能性も十分にありそうだ。
(鳥取担当 石倉利英)
2012/09/28 16:27