逆転でのプレーオフ圏内進出へ、勝負の9月でしたが、第32節・山形戦、第33節・栃木戦、第34節水戸戦と、徳島は3試合連続で先制点を挙げながら、2分け1敗。さらに、前節・横浜FC戦も、「前半は、ほぼワンサイドなくらいボールを支配できた」(衛藤裕選手)にも関わらず、前半終了間際の相手のワンチャンスに踏ん張り切れず、あっさりと失点。勝利を挙げられませんでした。
これには小林伸二監督も、「(リーグ)後半戦は内容的には悪くないんだけど、勝ち切れない試合が多いよね(苦笑)」とため息交じりに話しています。
昇格争いに絡めないまま終わりそうな今季について、チーム最古参の三木隆司選手は、「去年、あと一歩で昇格を逃した状況から考えれば、今季は、“こんなはずじゃない”という思いは誰もが持っている。このままズルズルとシーズンを終えたくない」と話しています。
今節、昇格争いの真っただ中にある京都を相手に、徳島は意地を見せたいところです。
(徳島担当 小田尚史)
2012/09/28 16:01