まさかの試合結果だった。前半は大宮と互いに攻め合ういい戦いを演じ、スコアレスで後半へ。そこからどのように勝機をうかがうのか。緊張感あふれるロースコアの接戦は見応え十分なものになりそう、そんな予感があった。しかし、後半立ち上がりに高木純がPK献上と一発退場。そしてこの数的不利をきっかけに大量失点を喫し、終わってみれば0-5の大敗だ。いやはや、悪いシーズンというのは、本当に歯車がかみ合わないもの。同じ0-5でも、11人対11人で戦い、実力で完敗したなら納得がいくだろうか、数的不利での大敗は歯がゆさが残るばかり。早ければ次節にも降格が決まるが、どんな結果になろうとも、歯がゆさのない、納得のいく試合を戦ってほしい。
(札幌担当 斉藤宏則)
2012/09/25 13:48