「出場するかどうかはまったく分かりませんが、準備を怠らず、完全体の状態で臨みたい」。そう語るのはGK北野貴之だ。今節のさいたまダービーに向けた2日の練習では先発組のゴールを守った。試合出場となればリーグ戦では第22節・柏戦以来となる。
「大宮アルディージャのすべてのサポーターは、浦和との試合にかけている。もし出場できたら、サポーターの大宮に対する愛をしっかり受けながら、試合に挑みたい」と、いつもの北野選手とは違って静かに淡々と語った。
どうしたのだろうか?「ここ数試合はあまり語らず、パワーを溜めて込んでいるんです。でも試合が始まれば、地響きするくらいの大声で戦います。浦和とのアウェイ戦は1年で一番大事な試合」と話し終えると自主トレに向かった。
炭水化物の摂取を控え、さらにたくましくなった北野。勝利に最も飢えている漢は、ダービーに出場し活躍できるだろうか、注目である。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/10/02 18:24