盛田剛平がラーメン愛に目覚めたのは、駒澤大在学中だという。お金に余裕がない学生生活の中で、自然と手軽なB級グルメと接する機会が増えた。旅先でご当地ラーメンを食べるなど、次第にその楽しみは拡がっていった。
大卒後に加入した浦和時代、チームメートとよく食べに行ったのは、東京都内の千石自慢ラーメン。駒場競技場や大原グラウンド周辺の店は、あまり開拓していないのだという。浦和のソウルフード娘々(にゃんにゃん)にも実は「行ったことがない」(盛田)。埼玉県内のオススメ店としては「つけ麺 弐☆゛屋(にぼし屋)」「津気屋」を挙げてくれた。
甲府が21日に対戦するのは、盛田がプロとしての第一歩を踏み出した浦和である。浦和で不本意な2年間を送った後も、彼は麺のように細長くコシのある13年を送り、その実力を高めてきた。浦和戦でも登場する場面があれば、スープのようにコクのある守備を見せてくれるだろう。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/09/18 20:26