天皇杯の醍醐味の一つとして、違うカテゴリーのチームと公式戦で戦えるということがある。JFLや地域リーグのチームは、どんな気持ちでJクラブに挑むのだろうか。
昨季までJFLのHONDA FCで社員選手としてプレーしていた中村祐哉は「プロ相手に失うものは何もないので、高いモチベーションで挑めるという気持ちは強かった。それが今年はJリーグのチームとして迎え撃つので、負けられないという気持ちや世間体がある。去年とは逆ですよね」と話した。
その上で「やりづらさはあるかもしれないが、勝たないといけない試合」と8日の天皇杯2回戦・佐川印刷との試合を位置付けている。また、人数をかけて守ってくる相手に対して「ドリブルで抜いて局面を打開する仕事が自分に求められている。もし出番があれば、そうしたプレーで攻撃の起点になりたい」と出場に意欲を見せている。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/09/06 21:47