六反がアクシデントを乗り越え、久しぶりの先発で天皇杯2回戦のピッチに立つ。
ナビスコカップ第2節・札幌戦で移籍加入後初スタメンを飾ったが、その試合の失点場面で胸部を打撲。フル出場したが試合には敗れた。すぐに復帰したものの今度は練習中にポストに顔面を直撃し、前歯が3本折れた。その後、しばらく平穏な日々を過ごしていた六反に真夏の悲劇が襲う。7月31日の練習中、地面の温度が上昇した影響で両足の裏をやけどしてしまった。普通に歩くこともままならない状況で、再び戦線離脱を余儀なくされた。
だが、ようやく傷が癒えて出番が回ってきそうな気配がある。「連敗しているチームと、事故が続いている自分の流れを変えたい」と気を引き締める六反のパフォーマンスが横浜FMの命運の鍵を握る。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2012/09/06 20:42