スペインで行われたアルクディア国際ユースに臨むU-19日本代表の一員として湘南から選出されていた中川寛斗がこのたび帰国し、大会の感想を語ってくれた。
「練習試合を含めて5試合やった。一言で言うと『プロになってよかった』と思えた。良い経験も、辛い経験もできた」と言う。辛い経験とは一度も先発で出られなかったことに加え、途中出場途中交代を味わってしまったことだ。ただ、「ベンチに下がったら自身の気分は捨てて、チームを全力で応援しなければいけない、それが必要だと感じた」と、フォア・ザ・チームの精神を学んだ。
いろいろと得るものが多かった2週間だったが、心残りなことが一つ。それは、憧れの選手であるイニエスタの試合を見られなかったこと。「ちょうどリーガの開幕戦があったので、“カンプ・ノウ行きたいです!”って言ったんですけど、ダメでした」とかなり悔しそうな表情で語った。
湘南の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/08/26 20:56