前節の鳥取戦で、小野寺達也が今季初出場を果たした。昨季の第35節・大分戦以来、約11カ月ぶりの公式戦復帰となった。「休んでいる間にしてきたことを信じてプレーした」という小野寺は後半開始から途中出場。違和感なくチームに入り、どこかバタバタしていた展開に落ち着きをもたらした。
チームが苦しい状況での復帰となったが、その中で小野寺は自分の役割を「緩急をのあるプレーを出すこと」と認識している。
「勝負パスだけじゃなくて、状況を見て緩急のあるプレーをしたい。鳥取戦の後半は自分が受ける回数も増えて、そういう場面もできた。チームでもイメージを共有したい」
また、「自分はずっと外から見ていたので、あまり言えないが」と前置きをした上で、ゴール前でのプレー精度が落ちつつあると指摘した小野寺。「自分もチャンスがあれば前に出て行って、得点は狙いたい」と語るなど、得点にも意欲を見せていた。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/08/19 16:04