松本にとって、この時期は頭を悩まされる季節だ。
普段はシャワーやミーティングルームのある松本市営サッカー場をメインの練習会場としているが、現在は夏休みということもあり、使用についてユース各年代のチーム等との競合を余儀なくされ、練習場が転々としてしまう。専用練習場のない新興のチームらしい悩みである。
15日は、この春から稼動している松本市内の人工芝グラウンドを初めて使用。「こんなところがあるなんて知らなかった」(喜山康平)というのも無理からぬところ。現在、市内に平成27年春からの稼動を目指して専用練習場が整備される予定で、それまではこの状況は続きそうだ。
それでも100人近いサポーターが応援に駆けつけ、ピッチ上に熱視線を送っていたことは選手たちにとっても千葉戦に向けて心強いひとときとなったはずだ。また、湘南から期限付き移籍が発表された岩上祐三も姿を見せ、練習で汗を流していた。
松本の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(松本担当 多岐太宿)
2013/08/15 16:31