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　14日、酷暑のなか別メニューだったカズは練習を終え、体のケア、そしていくつかの取材をこなしたのちに、「いま、横浜FCに必要なことは」との問いにこう答えた。

「あきらめない気持ちを出す。J3降格圏に、近くなっている。考えたくはないですが、そこに入らないようにすること。1試合、1試合、しっかり考えていかないといけない。上に行くよりも、下のほうが近いんですから。もちろん、試合ではあきらめない気持ちを出していく」　

　現在、横浜FCは７勝10分11敗で15位。昇格を目指して始まったシーズンではあるが、下位とも呼べる順位に落ち込んでいる状態だ。自動降格・入れ替え戦圏内である21位群馬との勝ち点差は7。プレーオフ圏内の6位徳島との勝ち点差14よりもはるかに近い。

　「J3降格圏」という言葉を口にしたカズ。ほかの選手も、その危機感を共有している。「この状況を乗り越えるのは自分たちなのだから。みんなで乗り越える」（ペ・スンジン）。京都戦に向けたハードトレーニングは続いている。

横浜FCの選手名鑑（クラブ公式サイト）