11日の札幌戦、ビハインドの場面で出場し1トップの位置に入った永井雄一郎。「前線で運動量を出して、決定的な仕事をしようと考えていた」だけあって、サイドに流れてうまく起点を作るなど、チャンスにも絡んで存在感を示した。
ただ、チームはその後終盤に失点し、0−2で敗れた。これで4連敗。6戦勝利なしと泥沼にハマっている。「自分が出たことによって、チームが良い方向に向かうように考えてプレーしている。でも、こういう状況なのでそれを結果につなげないと意味もない」と話す。
12日は酷暑のなか、神奈川大との練習試合に出場。「今日(12日)の試合に出たメンバーを含めて、みんなが一つの方向に向かって戦えれば、苦しいときに力を発揮できる。一つになって戦っていきたい」と話し、元日本代表で酸いも甘いも知る34歳は前を向いた。
横浜FCの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FC担当 田中直希)
2013/08/12 16:44