阿部巧が松本へ、梶山陽平が大分と、移籍発表が相次いだFC東京。彼らについて、ランコ・ポポヴィッチ監督がコメントした。
「カジ(梶山)はクラブの中心的存在でもあるし、去年、ウチを引っ張ってくれたことに変わりはない。ただ、ギリシャからひざをけがして帰ってきて、本調子とは言えない状態だった。現時点で先発の座を確保するのが厳しかった。出場機会の得られるところで試合に出続けることは、重要な部分。大分の置かれた状況を救ってくれると信じている。ただ、彼の家はFC東京。戻ってくる場所はここにある」
阿部についても「練習では出せるものを出して彼も努力していたが、ベンチに入れなかった。選手として、当然のように試合に出たい気持ちはある。客観的に判断して、出場できるところへ移籍した。必ず、松本の力になるはず」と述べた。
FC東京の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(FC東京担当 田中直希)
2013/08/07 19:03