2連敗を喫し、ここ4戦勝利なし。昇格戦線生き残りに向け、黄色信号が点滅している横浜FC。状況を好転させようと、主将のシュナイダー潤之介は「全力で、死に物狂いでやる」と今節・北九州戦に気持ちを込める。
前節・神戸戦はポポのFK一発に沈んだ。その試合は「いい勉強になった」とシュナイダー。「2位のチームである神戸が、あれだけロングボールを蹴り入れてきて、最後は5バックにしてなりふり構わずFKの一点を守り切っていた。キャプテンとして、神戸の戦い方に感じたことを、コーチングしたい」
昨季も、チーム一丸となり泥臭く戦った大分に敗れた(第19節・0●1)のちに、「それを目の当たりにしたことを教訓にして、4位まで上がっていけた」(シュナイダー)という実体験がある。
「8月の対戦相手を見ても、ここで勝てば上も見えてくると感じる。あきらめるのはまだ早い。そのかわり、負けたらそこで終わるという気持ちでいく。3連敗はありえない」
まっすぐな瞳でそう宣言した主将の決意は、固い。
横浜FCの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FC担当 田中直希)
2013/07/31 17:26