日本代表の初優勝で幕を閉じた東アジア杯。Jリーグ所属選手だけで編成されたチームは、少ない準備期間ながらも、東アジア王者の称号を勝ち獲ったが、その理由を鈴木大輔は次のように話した。
「みんながチームのコンセプトを理解して表現しようとする姿勢がとても良かったと思う。個々がそれぞれアピールしたい中でも、“オレがオレが”にはならずに、チームとしてまとまれたことが大きかった」。
鈴木自身の試合出場は第2戦の豪州戦のみ。消化不良の東アジア杯参戦だったが、鈴木はもう次なる戦いの舞台へ視線を移している。「もちろん代表でやってきたことで生かせるモノはあると思うけど、僕はまだまだ柏で結果を残さないといけない立場。レギュラー争いから食い込めるようにやっていきたい」。
柏で定位置をつかむために――。鈴木にとっての“日常”が再び始まる。
柏の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(柏担当 郡司聡)
2013/07/30 18:43