7試合勝ちなしの苦境にある栃木。その中では試合を有利に進めている時間帯に決め切ることができずに勝利を逃すことも多かっただけに、廣瀬浩二が求めるのは「“勝つためのプレー”の優先順位を高くする」ことだ。
「決めるところを決める、危ないところではしっかりとプレーを切る。判断をするときに“勝つため”というプレーの優先順位を高くしていく」
そう厳しい表情で語った廣瀬だが、夏休みに入って練習場に増えた小学生のファンたちの話になると、「無邪気に来てくれるし、うれしいですね」と自然と表情が緩んだ。
そんな廣瀬に自身の小学生時代のプレースタイルを尋ねてみたところ、「足が速かったので、ウインガーっすね。ちっちゃくて、黒くて、いまと全然変わらない」と笑顔を見せた。
その後は、「このまま小学校!(笑)」と自らを指差しながら、練習場をあとにした廣瀬。無邪気さでは、小学生に負けず劣らずだ。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/07/25 17:15