
林丈統選手と森島康仁選手は名門・滝川二高の先輩後輩の間柄。年齢は離れていますが以前から親交があった模様で、今日も練習後に仲良く肩を並べてランニング。ふたりとも同じようにパンツの裾をまくり、鍛え抜かれた美脚を惜しげもなく陽光にさらして走る姿はほほ笑ましい限り。
何気なくグラウンドの反対側に目をやると、そこにはもうひとり、パンツの裾をまくった人の姿が。チームNo.1のコワモテと名高い吉坂圭介GKコーチです。そう言えば、吉坂コーチも滝二OB。
…はっ。もしや、このスタイルは滝二の伝統なのか!?
木島悠選手はどうだったかな? 清水圭介選手は、あ、してる!…と、滝二OBの選手たちを思わずチェックする記者。ストッキングにアンリ履きがあるように、パンツには滝二履きがあるに違いありません。題して“滝二伝統・必殺ブルマ履き”!(※“必殺”に特に意味はありません。ただの勢いです。)
ちょうど練習場を訪れていた、昨季限りで引退した安藤永倫・元選手のベルトのバックルを指さして「お前それスゴいなー。ぐるんぐるん回って変身するんじゃねーの?」とからかっている吉坂コーチをつかまえて、早速“ブルマ履き”について尋ねてみました。
記者「そのパンツって滝二独特のスタイルなんですか?」
吉坂「あ、そう言えばそうかも。高校の頃からみんなしてたよ」
記者「滝二OB以外じゃ、あまり見ませんよね」
吉坂「うん、いないいない。これは滝二の伝統かもしんない」
そうか、やっぱりそうだったのかー!と納得するわれわれの目の前を、懸案のブルマ履きしたチェ・ジョンハン選手が横切っていったような気がしましたが、仮説を成立させるために見なかったことに。…いや、冷静に考えたら他の選手もやっていたような気もしますが、きっと気のせい。
というわけでかなり強引ですが、滝二の先輩から後輩へと伝承される“必殺ブルマ履き”、よそさまのチームでも見られるでしょうか。猛暑の日々の一服の清涼剤として、滝二OBたちの鍛え抜かれた美脚をご堪能なさってはいかが。
ちなみに練習着の袖については、ノースリーブはOKですが、半袖を肩までまくりあげるのは禁止らしいです。癖になってつい試合中にもやっちゃうと、スポンサーワッペンが隠れてしまいますからね。って、試合中にはブルマ履きもやらないと思いますけどね。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2012/08/10 21:54