コンフェデ杯の話題になると、徐々に言葉が熱を帯びた。
「日本のみんなは、ガッカリしていると思う」
溜め込んでいた思いを表に出したのは、大久保嘉人だ。
「本当に、中学生とプロとの試合を見ているようだった。日本に来て試合してくれるチームは国内組が多いでしょう。ああいうチーム(ブラジル)ではない。サッカーを知らない人が見ると、『こんなものか』と思ったんじゃないか」
根底にあるのは、「もっとやれるはず」という思い。
「自由を失っていた。チーム戦術をやりつつ、個人を出せるか。強いチームと対戦するときのメンタルはどうか。個人、戦術、組織で負けていた。『もっとやれるのに』と思いました。ボールを取られたら、それで終わりだったりして。『どうしたの?』って思う」
そのぶん、20日のイタリア戦に期待を込めた。
「ブラジル戦での思いを次にぶつけて欲しい。ブラジルよりは個人技に劣ると思うので。そこを楽しみに見ます!」
(田中 直希)
(BLOGOLA編集部)
2013/06/19 20:05