16日、国立競技場で『東日本大震災復興支援 2013Jリーグスペシャルマッチ』が行われ、41,246人の観客が詰めかけた中、白熱した一戦が繰り広げられた。結果はJリーグ TEAM AS ONEが、Jリーグ選抜に2-1で勝利。大宮から唯一の出場となった青木拓矢に感想を聞いた。
「とにかく緊張しましたね(笑)。こんな大観衆の前でやったのも初めてなので…」。
中村俊輔とダブルボランチを組んだ青木は、そのプレーにも存在感にも圧倒されたようだ。「取り合えずボール預けたら何でもしてくれる。それでパスしました」と素直に笑う。さらに、試合後に中村が発した「これからも一つのチームとして復興支援を続けていきたい」という言葉に感銘を受けた。
「僕もそういう気持ちでプレーしていきたい。東北の子供たちにはサッカーやスポーツを楽しんでもらいたい」。青木は、そう言って会場を後にした。
(大宮担当 上野直彦)
2013/06/17 08:00