巻き返しに向けた補強の第二弾として獲得された家長昭博選手が、チームに思わぬ「波紋」を巻き起こしました。
かつてのチームメイトなら誰でもその高い実力は認めていますが、それは初めてプレーする佐藤晃大選手にとっても同じこと。合流後、まだ2日目の段階で早くも佐藤選手は「本田(圭佑)とかよりも、上手い」と舌を巻いていました。
ただ、家長選手の加入で「アキヒロ戦争」に敗れ去ったのも佐藤選手でした。同じ1986年生まれの同級生ですが、漢字こそ違えど二人の名前はともに「アキヒロ」。G大阪加入後は、「アキ」と呼ばれていた佐藤選手ですが、そのニックネームは家長選手も同じこと。混同を避けるべく、佐藤選手に新たにチームメイトから送られたのが俳優の佐藤B作さんにちなむ「B作」でした。
まるで中学生の部活でありがちなニックネームを背負うことになった佐藤選手ですが、ピッチ内では本家「アキ」の恩恵を受けることも多そうです。
(G大阪担当 下薗昌記)
2012/08/04 17:02