前節の水戸戦は数多くの決定機を作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった東京V。今節は敵地でJ2新規参入の長崎と激突する。「J2リーグの上位を走る勢いを止めなければならない」と三浦泰年監督。リーグ戦での初対決に向けて、緑の指揮官は長崎の快進撃を阻止する構えだ。
また今回の長崎でのアウェイゲームで、指揮官は長崎の“サッカー熱”に強い関心を抱いている。「長崎のスタジアムがどうなっているか。新規参入初年度でいまの順位(3位)を考えればすごいことになっていると思うけど、それは行ってみないと分からない。長崎にJクラブが誕生したことで、それが街の活性化につながっていく。それはJリーグ本来の理念だから、長崎もそうあってほしい。実際にどうなっているか、今回はそういうことも感じられるかなと思っている」。
三浦監督は、長崎の“サッカー熱”に直に触れられる機会を心待ちにしている。
(東京V担当 郡司聡)
2013/06/11 11:45