第12節清水戦、第13節鹿島戦と、連続出場を果たした林容平。けが人の影響もあるとはいえ、ここに来て出場機会が増えている。その直前にあったナビスコカップ第6節新潟戦での出場から、良いコンディションを継続中だ。
本人も、試合に出たことで「(日々の)意識は変わりました。気持ちのブレがあるのはいけないけれど、いまは練習から自信を持ってやれている。余裕を持ってプレーできている」とポジティブだ。
確かに、練習でもボールを失う回数が減り、キレのあるプレーが目立っている。
ここでリーグは中断期間に入ったが、「体も動いているし、正直、中断期間が来てほしくない感じ」と話す。「でも、波をなくし、中断期間後もできるようにしたい」と再度のアピールを誓っていた。林のことを、権田修一も「キャンプから良い動きだった」と評価する。中断明け、背番号23の姿はピッチにあるか。すべてはこの期間での彼次第だ。
(FC東京担当 田中直希)
2013/06/03 11:00