前節・富山戦で船山貴之のゴールをアシストした岩沼俊介。「DFに体を入れられていたが、最後まで追えば何とかなると思った」としてやったり。最後まであきらめなかった姿勢から生まれた、殊勲のアシストだった。
今節はアウェイでの鳥取戦となるが、『とりぎんバードスタジアム』でのプレーは11年の札幌所属時に体験済みだ。「確か負けたんだと思う。当時ハメドって外国籍選手がいて、彼にゴールを決められた」と振り返るように11年の第32節はハメドのゴールで鳥取が1-0で勝利しているだけに、借りを返すまたとない機会となる。
また鳥取の本拠地の『とりスタ』についても「観客席との距離が近くて、声も大きく聞こえるので、より気持ちが高まってくる」と好印象を抱いているようだ。「松本からも多くのサポーターが来てくれると思うし、不甲斐ない戦いはできない」と今季初の連勝を目指し、気持ちを昂ぶらせていた。
(松本担当 多岐太宿)
2013/05/30 15:22