第17節の対戦相手・岡山と言えば、山崎正登の古巣。「楽しみです」と本人も対戦を心待ちにしている。そこで“岡山攻略法”を聞いてみると、即答だった。
「ボランチ」
その背景にあるのが岡山・仙石廉の存在。先日、日本代表に初選出された工藤壮人(柏)や酒井宏樹(ハノーファー)ら、プロ選手を大量輩出した柏ユース“黄金世代”の中心選手として活躍した二人は、岡山でもともにプレーしてきた。今季は岡山の試合も「ダイジェストぐらい(笑)」と言い、現時点では連絡もしていないそうだが、「同期ですし、仲は良いですよ」とニッコリ。岡山のボランチには、仙石という、かつての戦友が君臨している。
そして今節は、森安洋文が出場停止となるため、岐阜のボランチも焦点の一つ。29日は実践形式の練習が行われず、現時点では「全然分からない」(山崎)状態だが、そこに山崎が入る可能性も十分にある。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/05/29 18:15