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　26日の第13節・浦和戦は、日本代表に初選出された工藤壮人にとって、ニュースパイクのお披露目する試合となったが、チームは2-6で敗れ、工藤自身も無得点に終わった。本人は「浦和戦の敗戦を無駄にしてはいけない」と巻き返しを誓っている。

　その浦和戦では昨季までチームメートだった那須大亮と対峙。工藤は右ワイドのポジションで出場したため、彼とそれほどマッチアップする機会はなかったが、「那須さんが一人で後ろを守るような強い気持ちを感じた。レッズの戦術を吸収してレイソルの面影はなくなっていた」と那須が“赤い悪魔の那須大亮”に変貌を遂げていたことを痛感したようだ。

　29日にはACL参戦による変則日程で柏は昨季のJ王者と対戦。柏の9番が尊敬する佐藤寿人との“エース対決”を前に、「得点ランク1位の寿人さんの前で、自分のゴールで倒したいという気持ちもある。意地と意地のぶつかり合いになる」と意気込みを語った。