好調・川崎Fを陰で支えているのが、若きMF大島僚太。今季、先発に定着した当初はボランチで攻守にバランスを取るプレーを見せると、さらに中村憲剛が負傷から復帰した後はポジションをサイドハーフに移してより攻撃的なプレーを見せている。サイドではやややり辛そうなプレーも見られたが、それも試合をこなすごとに柔軟かつ流動的なプレーで存在感を高めていく。あらためて、技術はもちろんサッカーセンスも兼ね備えた選手であることを証明した。
そんな大島は、リーグ前節・磐田戦でも好プレーを披露していたが、試合途中で負傷。正式なリリースはまだクラブから発表されていないが、「筋肉系のけがなので少し心配」と風間八宏監督も語ったように、離脱を余儀なくされてしまった。
大島自身も「けがをしてしまったことは残念…」と語り、好調時に襲った今回の負傷を悔やんでいた。チームの中心である中村にも「アイツの存在はデカイ」と言わしめる大島。当然、クラブに関わる誰もが彼の早期復帰を願っている。
(川崎F担当 西川結城)
2013/05/20 18:28