28日の磐田戦、浦和は2-0で勝利。序盤からペースをつかみ、先制後も緩めることなく、試合を通して相手を上回り続けました。
注目の入場者数は28,142人でリーグ通算入場者数1000万人には届かず。しかし、試合後には一文字ずつガムテープで「1000万人ありがとう これからも共に!」に「次」を加えたTシャツを着て、サポーターとともに「We are Diamonds」を歌いました。
このTシャツはみんなで作ったようで、試合後、野田鉱史選手のTwitterでは作業風景の写真も公開されていました。発案者である槙野智章選手は、「みんながお客さんを呼びたい一心でやっている。みんなが練習前にああやって作っている姿を見るのはうれしい。作ったら作ったで『俺の方がうまい』とかで作り直す選手もいるし(笑)。ガムテープで張って角が丸くなった方が良いとかではさみで細かく切ったり、プレー同様にみんな求めているから(笑)」と冗談を交えながら作業中の様子を教えてくれました。
さらに、「みんなが地べたにはいつくばって、やるんですよ。そういうピッチから離れていたところでもコンビネーションは大事」と槙野選手は加えました。これまでの慣例とは違うがゆえに、この試合後のパフォーマンスには賛否両論あるかもしれません。しかし、パフォーマンスをすることにより、チームが明るく、一丸となっていることは間違いありません。
(浦和担当 菊地正典)
2012/07/31 13:42