19日の東京V戦に向けて、急ピッチで調整を行っているのがチームの得点源、内村圭宏だ。持病の腰痛が再発し、ここ4戦は欠場。「休むとしても1試合くらいのつもりだった。時間がかかってしまって、自分にムカついている」と語気を強めた。ここ最近はランニングのみのメニューだったが、16日にはいよいよ全体練習に合流。「体力的にはまだ万全ではないが、短い時間ならいける。2連勝中とはいえ、チームにはまだ安定感がない。しっかり勝って流れを作りたいし、そこに自分も貢献したい」とエースの口ぶりからは強い責任感も感じ取れる。「休んでる間もサポーターから『早く戻ってきて』と声をかけてもらってうれしかった、その期待にも応えたい」と厚別でのゴールゲットに向け意欲は最高潮だ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/05/16 18:14