前節の神戸戦では、J2開幕の福岡戦以来の先発出場となったFW中島翔哉。高原と2トップを組み、守備の際にはトップ下の位置まで下りて、相手のボランチをケアするなど、守備のタスクも担った18歳を三浦泰年監督はどのように評価しているのか。
「彼らしく前向きにゴールへ向かう姿勢が出ていた。相手ボール時の仕事も忠実に意識しながらやれていたし、それをやらされているものであると彼が考えるならばチームの一員として絶対的な存在とはなれない。あのような役割は、彼がレギュラーを張ろうとしているポジションで大事な仕事であることを知らなければならない。翔哉のフィジカル、スキルを出し切れた72分だったのでは」。
72分でピッチを退く際には、観衆から拍手を浴びた若武者。15日の松本戦で再び先発の座を手にすることはできるだろうか。
(東京V担当 郡司聡)
2013/05/14 19:15