チームは9、10日の2日間、トレーニングを非公開とした。これは田坂体制では初の異例事態。田坂和昭監督は「年配の見学者が多いので、通常は決して非公開にはしない。今日は帰っていただいた方もいて、本当に心苦しいが、いくつかの理由があり、苦渋の決断をさせてもらった」と語った。
非公開での戦術練習は「選手は非常に集中してやっていた」(田坂監督)。今節対戦するのは昨季リーグ覇者の広島。「日本での3バックブームのハシリと呼べる完成度の高いチーム。森保一監督になってさらに攻守のバランスが取れた」と警戒しつつ「どこを突くかも考えている」とのこと。
チームは公式戦未勝利だが、「この現状を受け止めつつ、これを打開していくことに魅力も感じている」と田坂監督らしい負けん気のコメント。巻き返しのスタートに期待が集まる。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/05/09 16:36